モチベーションUP

人に嫉妬・イライラしなくなる3つの方法

2021年5月31日

もりのゆかアイコン(笑)
もりのゆか
こんにちは!
モチベーション担当の森野です

今日は、人に嫉妬・イライラしなくなる3つの方法についてお伝えしていきます。

▼今回参考にした著書はこちら▼

スティーブン.R.コヴィー博士の著書「7つの習慣」です。

私の人生を変えたと言っても過言ではない1冊。今回はこの著書を参考にしながら他者への嫉妬心との向き合い方についてお伝えしていきます。

嫉妬でイライラ嫉妬との上手な向き合い方

なぜ人は他者に嫉妬してイライラしまうのか?

今日のテーマは「嫉妬」・「妬み」

  • 「あの子さえいなければ」
  • 「あいつには負けたくない」
  • 「羨ましい…」

「嫉妬」と一言で言ってもいろんな「嫉妬」がありますよね。

よくある「嫉妬」の例としては以下のようなものがあります。

嫉妬の例

・パートナーや自分の好きな人に対して(結婚・恋愛)

・自分より優秀な同僚や後輩に対して(能力・キャリア)

・幸せそうな友人に対して(お金・ライフスタイル)

これを読んでくださっているあなたも、一度くらいは誰かに「嫉妬心」を抱いた経験があるのではないでしょうか?

ロッキー
あるある

私にもたくさん心当たりがあります(笑)

自分の不甲斐なさや、やるせなさ、誰かを独占したいという欲求によっても嫉妬は生まれますが、根本的な原因は「劣等感」と「自己否定」によるものです。

  • 自分に魅力的がないせい?どうにかしなきゃ(イライラ)
  • 自分には能力がないのか?どうにかしなきゃ(イライラ)
  • 自分はなぜ幸せになれないの?どうにかしなきゃ(イライラ)

このように自分と他者を比べて

  • 「自分は人よりも劣ってる」と感じる(劣等感)
  • 「どうにかしなきゃ」と今の自分を否定する(自己否定)

こうすることで「嫉妬」や「妬み」「イライラ」が生まれます。

「劣等感」との付き合い方に関しては別の記事でお伝えしていますので、こちらをご参考ください。

人と自分を比べてしまう劣等感との付き合い方
参考劣等感との上手な付き合い方「他人と自分を比べてしまう…」で苦しんでいる方へ

続きを見る

嫉妬でイライラしないために今日からできる3つのこと

それではここから、人に対する「嫉妬」でイライラしないために今日からできる3つのことをお伝えしていきます。

結論を先にお伝えすると、嫉妬でイライラしないために今日からできることは以下の3つです。

嫉妬しないために今日からできる3つのこと

  • コントロール可能かどうかで分けてみる
  • 今自分ができることに目を向ける
  • ムダな判断をやめる

これから一つずつ説明していきます。

と、その前に、これら3つの方法がより効果的に働くポイントがあります。

そのポイントが”主体的であること”です。

物事を主体的に捉えることができると、これからお伝えする3つの方法がさらに効果的に働きます。

なぜかというと、嫉妬でイライラしている状態の時は、ほとんどが自分ではなく相手に意識が向いているからです。

嫉妬でイライラするときは相手に意識が向いている

▼主体的の定義として著書(7つの習慣)ではこう書かれてありました▼

主体的とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない。人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する。

もりのゆかアイコン(困)
もりのゆか
自分の人生の責任を引き受ける?

責任という言葉は英語でいうとresponsibility(レスポンシビリティ)と言います。この単語の中には

レスポンス(response) 反応
アビリティ(ability) 能力

「反応」という言葉と、「能力」という言葉が合体して「責任」という言葉になっています。

須崎純一
あ、ほんとだ!
もりのゆかアイコン(笑)
もりのゆか
つまり、周りの刺激に対して自分がとった”反応”を受け入れるってことかな?

”主体的である”とは

  • 自分の行動に責任を持っている
  • 状況や人のせいにしない
  • 人生は自分の選択の結果であることを知っている

”主体性”を意識することで、かなりイライラに効果がありますので、ぜひ意識して読み進めてみてください^^

1.コントロール可能かどうかで分ける

「嫉妬」でイライラしないために今日からできること1つ目は「コントロール可能かどうかで分ける」です。

7つの習慣では「関心の輪」「影響の輪」という言葉で説明してあります。

「嫉妬」する出来事の中には

  • 自分でコントロールできること
  • 自分ではコントロールできないこと

が含まれており、多くの人は自分でコントロールできないことで悩み、落ち込み、イライラしています。

影響の輪・関心の輪

例えば

SNSで自分のライバルが活躍している姿を見てモヤモヤモヤ…。そんな時にAさんは

なんでこの投稿に「いいね」がたくさんついてるんだ!

なんでこの人が「活躍」することができるんだ!

嫉妬相手に「いいね」がたくさんついてることや、嫉妬相手の能力に対してイライラしていたとします。

しかし、嫉妬相手に「いいね」をつけた人に「いいねをやめろー!」とコントロールすることはできません。嫉妬相手の「能力をなくす」こともできません。

つまりAさんは、自分ではコントロールできないことに対してイライラしていたんです。

もりのゆかアイコン(困)
もりのゆか
私もあるな〜。でも、確かに自分ではどうしようもないことだね

▼著書にはこうあります▼

反応的な人が労力をかけるのは影響の輪の外である。他者の弱み、周りの環境の問題点、自分にはどうしようもない状況に関心が向く。こうした事柄ばかりに意識を集中していると、人のせいにする態度、反応的な言葉、被害者意識が強くなっていく。

まず最初のステップとしては、人に嫉妬してイライラしてしまった時は一度深呼吸して、

ポイント

それって自分でコントロールできる

それって自分でコントロールできない

に分けてみましょう^^

ココがポイント

コントロール可能かどうかで分けてみよう

2.今、「自分ができること」をやる

「嫉妬」でイライラしないために今日からできること2つ目は「自分が今できること」をやるです。

ステップ1で、自分がコントロールできないことがわかったら、次のステップは自分がコントロールできることに目を向けていこうという作業です。

ロッキー
自分ができること…何があるかな

コントロールできることにも実は2種類あって、

直接的にコントロール 自分の行動に関わる問題(自分の力でどうにかできること)
間接的にコントロール 他社の行動に関わる問題(誰かの協力を得てできること)

があります。

SNSで自分のライバルが活躍している姿を見てモヤモヤモヤ…。という例で考えると、

  • SNSを見ないようにする(直接的)
  • 先輩にアドバイスをもらいに行く(間接的)
  • 気分転換に散歩をしてみる(直接的)
  • 自分の強みを見つける講座を受けてみる(間接的)

このように自分でコントロールできることは、案外たくさんあることがわかります。

今できることに目を向けよう

▼著書にはこうありました▼

自分ではコントロールできない問題の場合には、その問題に対する態度を根本的に改める必要がある。どんなに気に入らなくても、自分の力ではどうにもできない問題なら、笑顔をつくり、穏やかな気持ちでそれらを受け入れていくるすべを見つける。こうすれば、そのような問題に振り回されることはなくなる。

どうしようもないことでイライラしても、どうしようもありません。

少しでも前進していくためには、「今自分にできること」を考え、行動し、切り替えていきましょう。

ココがポイント

今「自分ができること」に目をむけ行動してみましょう

3.ムダな判断を止める

「嫉妬」でイライラしないために今日からできること3つ目は「ムダな判断はやめる」です。

冒頭で、人に嫉妬してイライラしてしまう根本的な原因は「劣等感」と「自己否定」によるものとお伝えしました。

  • 自分に魅力的がないせい?どうにかしなきゃ(イライラ)
  • 自分には能力がないのか?どうにかしなきゃ(イライラ)
  • 自分はなぜ幸せになれないの?どうにかしなきゃ(イライラ)

ここで言うムダな判断というのは「どうにかしなきゃ!」「今の自分ではダメだ」と自分で優劣をつける判断をやめようということです。

もう少し具体的にいうと

判断ポイント

  • 優れてる人・劣ってる人(判断)
  • 正しい・間違っている(判断)
  • 好き・嫌い(判断)
  • 能力がある・能力がない(判断)

白か黒かと判断しすぎてしまうと、心が疲れます。

ムダな判断はやめよう

▼別の著書(反応しない練習)にはこうありました▼

人が悩んでしまう理由の一つは、「判断しすぎる心」にあります。「判断」とは、この仕事に意味があるとか、人生は生きてる値打ちがあるとかないとか、彼と自分を比較すれば、どちらが優れている、劣っているといった「決めつけ」「思い込み」のことです。

人は毎日多くの刺激を受けています。その刺激に反応することで心が掻き乱されたり、感情が揺れ動きます。

私も以前、1日でどれだけ心が反応しているかという実験を行いました。(※音声が流れます)

一日にどれだけ「心が反応」をしてるか検証してみた結果…

嫉妬心も「自分はまだまだだ!」と判断しているから起こる感情です。

もちろん成長するために劣等感を感じることはいいことですが、劣等感から「自分はダメだ」と判断してしまうのはやめましょう。

ココがポイント

ムダに「判断」して自己否定するのはやめよう

まとめ

私自身、昔から劣等感が強いため、人に嫉妬したり、イライラしたりすることはよくあります。

そんな時、「あっ今自分は嫉妬してる」「なんか心が反応してる」と気づけるようになっただけで、昔に比べてかなり気持ちの切り替えが早くなりました。

もりのゆかアイコン(笑)
もりのゆか
無理に抑え込もうとするのではなく、自然とそう思えるようになるためには、日頃から意識してトレーニングをしておくのがいいかもしれません

いつも応援しています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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須崎純一
もりのゆかアイコン(笑)
もりのゆか
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  • この記事を書いた人

須崎純一

8年間で4社転職→社会不適合と自覚し逃げの起業→貯金をすり減らすも、FXで一発逆転を狙う→200万円の損失→経営塾で修行→起業コンサルデビュー→初クライアントさんが3ヶ月で月収7桁超え→月収8桁超えのクライアントを多数輩出。情報発信の「コツコツ」をシステム化し、より自由でクリエイティブなライフスタイルを実現する」めんどくさい作業をシステムやAIで無くし、得意なことや好きなことに集中するべくビジネス展開をサポート。場所に制限がない「フーテンの寅さん生活」で全国を転々としてます。

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