
モチベーション担当の森野です
今日は人間関係がつらい!と思っているあなたへ「苦手な人」への3つの対処法をお伝えしていきます。
「人間関係」の悩みは一生消えることのない問題
あなたには今「苦手な人」はいますか?
私はいます!(笑)どうしても一緒にいると疲れたり、できることなら関わりたくない人。。。

誰しも一度は悩んだり、考えたことがあるであろう「人間関係の悩み」
オーストリアの心理学者、アルフレッド・アドラーの著書「嫌われる勇気」に、『すべての悩みは対人関係の悩みである』と書いてある箇所があります。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。」これはアドラー心理学の根底に流れる概念です。もし、この世界から対人関係がなくなってしまえば、それこそ宇宙のなかにただひとりで、他者がいなくなてしまえば、あやゆる悩みも消え去ってしまうでしょう。
どんな悩みにも必ず ”人” が関わっているのなら、人間関係の悩みとは一生付き合っていかないといけない問題になりますね。
だからこそ、この人間関係の悩みが軽減することで、さらに人生は生きやすくなると思いませんか?
今日はその中でも「苦手な人」とどう接したらいいのか?どう付き合っていけばいいのか?を解説していこうと思います。
「苦手な人」への3つの対処法
それでは今から「苦手な人」への3つの対処法をお伝えしていきます。

1.なぜ「苦手」だと感じるのか掘り下げる
「苦手な人」への対処法、1つ目は『なぜ自分はその人を苦手だと感じてしまうのか?を掘り下げる』ことです。
「苦手な人」が目の前にいると、どうしても「嫌だな・・・」という感情になってしまい、避けたり目を背けたくなりませんか?
しかしそれだと、なかなか問題解決にはつながりません。少しでも「苦手意識」を減らし、「嫌だな・・・」というモヤモヤとした気持ちを楽にしてあげるためには、具体的に、自分はその人の何が苦手で、どんなことろが嫌だと感じるのかを一度掘り下げてみることです。
例えば、こんな感じです↓
- 言葉使いがきつくて怖いから苦手
- すぐ否定してくるから苦手
- いつも自信なさげな感じが苦手
- しつこくメールしてくるのが苦手
- 空気を読めない感じが苦手
- 不潔そうな感じが苦手
きっと色々ありますよね。
まずは、こうやってなぜ苦手だと感じるのか?を書き出して、改めて見てみると、自分が「苦手だ・・・」と感じている部分が、その人の「言動」なのか、「行動」なのか、「外見」なのか、「考え方」なのかに振り分けることができます。
あなたの苦手な人はどれに当てはまりそうですか?▼
苦手箇所チェック
- 言動(声・話し方・声のボリューム)が苦手
- 行動(立ち振る舞い・人との接し方)が苦手
- 外見(服装・表情・雰囲気)が苦手
- 考え方(価値観・物事の捉え方)が苦手
これを、最初の例に当てはめてみると・・・
- 言葉使いがきつくて怖い→言動
- すぐ否定してくる→考え方
- いつも自信なさげな感じ→行動
- しつこくメールしてくる→行動
- 空気を読めない感じ→行動
- 不潔そうな感じ→外見
こんな感じで振り分けることができます。
まずは自分が苦手だと感じている人の、何に対して苦手だと感じているのかを一度掘り下げて考えてみましょう。
ポイント
どんなところが「苦手」なのか具体的に掘り下げてみよう
2.自分が「どうにかできそう」なことに目を向ける
「苦手な人」への対処法、2つ目は『自分がどうにかできそうなことに目を向ける』です。
ステップ1で「苦手だと感じるところを掘り下げる」ことができたら、その中で、
- 自分でコントロールできること
- 自分でコントロールできないこと
に振り分けてみましょう。実はここが一番重要です。客観的な視点(◀この後説明しますね)で自分を見ることで、冷静に対応することができます。
ポイント
よく、『客観的な視点って何?』と聞かれることが多いので私なりのイメージを伝えると、
自分の真上に、カメラ付きドローンを飛ばしていて、そのカメラで「自分」と「相手」を見下ろしているようなイメージ
でしょうか(笑)
自分の目だけで相手をみると、自分自身が見えません。
しかし、全体を上から眺めるような視点でイメージをすると、自分と相手を含めた全体を見る視点ができます。
改めて、相手の苦手だと思うことを客観的に見て、自分でどうにかできること、自分でどうにかできそうにないことに分けてみましょう。
- 言葉使いがきつくて怖いから苦手
- すぐ否定してくるから苦手
- いつも自信なさげな感じが苦手
- しつこくメールしてくるのが苦手
- 空気を読めない感じが苦手
- 不潔そうな感じが苦手
どうでしょうか?
自分視点だけで物事をみてしまうと、下記のように、苦手な相手の「言動」「行動」「外見」「考え方」に対して、自分でどうにかできそうな部分がなかなかでてきません。
- 言葉使い→直させることはできない
- 否定する考え方→変えさせることはできない
- 態度→変えさせることはできない
- ライン→やめさせることはできない
- 空気を読む行動→変えさせることはできない
- 服装→変えさせることはできない
相手の「言動」「行動」「外見」「考え方」に関しては自分でコントロールすることはできないのですが、自分の「捉え方」と「行動」は自分でコントロールすることができます。
まずは自分の「捉え方」と「行動」、そこに目を向けてみましょう!
ポイント
相手は変えられない。でも自分は変えることができる。
3.自分ができることを「実行」してみる
「苦手な人」への対処法、3つ目は『自分ができることを「実行」してみる』です。
自分の「捉え方」と「行動」は自分でコントロールすることができます。
しかし、ここまで読んでいただいた方の中には、「なんで苦手な人のために自分が変わらないといけないんだ!!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ここで注意していただきたいのは
自分が変わる=負けではない
ということ。
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人はどうしても人を無意識に「判断」しています。
その「判断」している「捉え方」を一旦クリアにして考えることで、今までなかった「視点」が増え、苦手な人に対してのモヤモヤが軽減されるかもしれません。
- 言葉使いがきつくて怖いから苦手
- すぐ否定してくるから苦手
- いつも自信なさげな感じが苦手
- しつこくメールしてくるのが苦手
- 空気を読めない感じが苦手
- 不潔そうな感じが苦手
例えば、相手の言葉使いがきつくて怖いから苦手という部分に関しては、
ココに注意
言葉使いがきつくて怖い人=自分にとって害のある人、もしくは悪だ
と捉えているから「拒否反応」がでている可能性があります。
否定してくる考え方や、行動に関しては、
ココに注意
間違っているのは相手で、正しいのは自分だ
と捉えているから「拒否反応」がでている可能性があります。
「苦手な人」に対して対処をするとするなら、まずは相手を変えようとするのではなく、自分ができることから実行してみましょう。
例えば以下のような捉え方を自分にプラスするだけでも、新たな気づきや発見があったりもします。
捉え方の例
「こういう言動や態度をとるのは何がそうさせているのだろう」
「この人の中では今の考えが最善だと思っているのかもしれない」
「これがこの人のやり方だから、通知をオフにすれば対処できるかも」
「これが彼の良いところかもしれない」
「服装を変えたくなるような工夫はないだろうか」
苦手な人が近くにいるストレスを軽減するために、しっかり考えて対処していきましょう。
ポイント
少しだけモノの見方を変えて、できることからやってみよう
まとめ
いかがだったでしょうか?
個人的には「苦手だな」と思った人とは距離を置く(関わらない)のが一番だと思ってます(笑)
しかし、そうもいかない状況の方が多いですよね。だとすると、いかに自分が振り回されることなく、どうすれば心穏やかに過ごせるのか、そして、「今、自分ができることは何だろう」と主体性をもって考え、行動することが必要です。

今のモヤモヤした気持ちが少しでも晴れますように^^最後まで読んでくださりありがとうございました!


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