
モチベーション担当の森野です
今日は「自信がない」たった一つの原因と今すぐやるべき3つの対処法についてお伝えします。
目次
「自分には自信がない」たった一つの原因
「自分には自信がない」って、とてもよく聞く悩みですよね。
何か新しい事にチャレンジしたい、一歩踏み出したいけど自信がないせいで挫折した・・・なんてことはありませんか?行動したいけど、自信がないから動けない。結果満足した人生を歩めていないって方、多いんじゃないでしょうか><
内閣府の調査:日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査を見ると、日本人は世界に比べて「自己肯定感」がとても低く、この表を見ると、「自分に自信をもてない人」が多いのも頷けます。

出典:内閣府ホームページ(今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの)


「自信がない」原因としてよく聞かれるのは以下のようなことです。
- 否定される家庭環境
- 認めてもらえなかった幼少時代
- 人と比較されてきた学校や職場
- コンプレックス
- 過去のトラウマ
「お前はだめだ」「このままじゃまともな大人になれないぞ!」「あの子はできるのに…」「なんでこんなこともできないんだ」
こんな環境で育ったら誰だって自分に自信ってもちにくくなりそうですよね。私も自信がない自分に何度も遭遇しているので、「自信がない」という方の気持ち、すごくわかります。
ただ、今日お伝えしたい事は「そんな環境に育ったから仕方ないよね・・・」って話ではなく、
「自分に自信がない」一番の問題点は「自分には自信がない」とあなたが「判断」していることにある、というお話です。
「自分に自信がない」はただの妄想
草薙龍瞬さん著の「反応しない練習」という著書の一説にこう書かれています。
「もっと自信が欲しい」というのは、ブッダの考え方にてらせば、完全に「不合理な」発想です。
というのも、「自信」というのは、「自分はこれができる」「必ず成果を出せる」という「判断」なのでしょうが、そもそもできるかどうか、成果が出せるかどうかは、その時点ではわかりません。つまり、もともと、あらかじめ判断しようがないことなのです。
自分に自信がない人は「自分には自信がない」と「判断」していて、自分に自信がある人もまた「自分には自信がある」と「判断」している。
つまり、「自信満々の人」も「自信がない人」も”自分に都合のよい妄想(判断)”をしているだけということです。

私もこの「自信がない」ということは自分で勝手に「自分には自信がない」と判断した結果であり、それはただの妄想に過ぎない・・・という考え方に、正直「そんなことある!?」って思いました。
しかしよく考えると「自信がない理由」って「なんとなく自信がない」「うまくできない気がする」みたいに曖昧だったんですよね。
つまりは「自信がない自分」に対する明確な理由はなく、ほとんどが「思い込み」で、かつ、「自信がない」と言っておいた方が自分にとっても都合がよかったんだ。ということに気がつきました。
「自信がない」はただの妄想
「自分に自信がない人」が今すぐやるべき3つの対処法
それでは今から、自分に本当の意味で「自信」をつけていくための3つの方法をお伝えします。
Step1.自分の「思い込み」に気づこう
さきほど、「自信がない」は「ただの思い込み(妄想)」だとお伝えしました。
まず今、自分は自信がないという「思い込み」をしていること、もしくは自信がない今の状態が「自分にとって都合がいい状態」であるということに気づくことが大切です。
ポイント
自信満々の人は「自信がある!」と言った方が自分にとって都合がよい。
自信がない人は「自信がない!」と言った方が自分にとって都合がよい。
2つはそれぞれ根拠のない「判断(妄想)」をしている。
もしかしたら、「自分に自信がない原因が、過去の経験や環境、コンプレックスやトラウマではなく勝手な自分の判断だった」って思うこと自体に抵抗があったり、「この感情を手放すことができない!」と悩まれる方もおられるかもしれません。
しかし、
『自分に自信がないっというのは確かに自己判断かも…』
『自信がないって言っておいた方が行動せずに済むし正直楽だな』
と明確な理由がないのに判断していた場合は、事実をまるっと認めてあげることができれば、かなり心がスッと楽になります。
解消法
自分の「思い込み」に気づこう
Step2.「今できること」に目を向ける
「自分に自信がない」は自分の思い込み(妄想)で、自分の勝手な判断だったかも…。ということに気づけたあとは、「今できること」に目を向けてみましょう。

「今できること」というのは「自信のあるなし」は関係なく、「今やらないといけないことをやる」ということです。
ただ、ひとつ間違ってはいけないことは「頑張らないといけない」ということではありません。
注意
「成功するためには頑張らないといけない」
「自分は能力が低いから人よりもっと努力しないといけない」
これらも全部勝手な「判断」です。「頑張らなきゃダメ」という「判断」はさらに自分を苦しめることになるので、やめておきましょう。
では何をすればいいのか?それは「今やらないといけないこと」をひとつひとつやるということです。
例えば、これから起業をして成功したい!と思っている人がいるとします。
そんな方が「今やらないといけないこと」は『失敗したらどうしよう…』『経験がないから自分ができる自信がない…』と妄想して苦しむことではなく、起業するために「今やらないといけないこと」をひとつひとつやるということですよね^^
例えば「起業に関する知識をつけるために本屋に行く」「経験者に話を聞きに行く」「空き物件を探しに行く」などやるべきことはたくさんあります。
しかし、自分に自信がないあまり、ネガティブな妄想ばかりが膨らんで一歩も前に進めない時もあります。そんな時はまず「今やらないといけないこと」をノートに書きだして頭の中を整理することも「今やらないといけないこと」かもしれません。

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自信がないという自分の妄想で「行動する・しない」を判断してしまうのは、とてももったいないことです。まずは「自分が今できること」に目を向けて、成功までの見通しをたててみましょう。
解消法
「今やらないといけない」ことに目を向けよう
Step3.「体験」して「経験」を積んでみよう
Step2で「今やるべきこと」を整理できたら、最後はとにかくやってみましょう!”自分に自信をつける”という意味では「体験」し「経験」を積んでいくことが必要です。
「自信がある」というのもある意味「判断」にはなりますが、「経験」をすることで『できた』『成功した』などの成功体験や、前進している感じは、意欲やモチベーションにつながって行動しやすくなります。

経験を積み「自信がついた状態」になれたとしても、また何か壁にぶつかると「できるかな…」とまた「自信のない状態」になってしまうこともあると思います。
でもそれらは思い込みだ!と気づくことで、早めに切り替えて、次の一歩を踏み出すことができるようになります。
解消法
「体験」して「経験」を積もう
まとめ
いかがだったでしょうか。「自信がない状態」は私は頻繁に訪れます(笑)しかし原因と対処法を知っていればなんとかなります^^
今回参考にさせてもらった草薙龍瞬さんの著書「反応しない練習」にはこう書かれてあります。
やってみて、少しずつできるようになって、経験を積んで、あるときふと振り返ったときに、「ああ、これだけ続けてきたんだ」と思える場所に立っている。ある程度成果が出せるという見通しが立つようになる。
その時感じる手応えが「本物の自信」です。
ぜひ、自分の心としっかり向き合って、自分の自己実現に向けて一歩一歩進んでいきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
▼今回参考にさせていただいた著書「反応しない練習」
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」


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