
モチベーション担当の森野です
今日は脳科学から考える、目標達成できる人とできない人の違いとは?について具体的に解説していきます。
今、達成したい「目標」はありますか?
あなたには今、達成したいなと思っている「目標」はありますか?
「目標」と言っても、大きいものから小さいものまで様々ありますよね。例えば、
- マイナス5キロのダイエットを達成させたい
- 早起きを継続させたい
- 素敵なパートナーを見つけたい
- 月収100万円を達成したい
など、達成したい目標は人それぞれです。
私にも今達成させたい目標があります。
が、、途中で挫折したり、諦めたり、うまくいかないことも多々ありました。。
あなたはどうですか?今の目標、達成できていますか?

とにかく『目標達成に関する本を読もう!』『成功者の話を参考にしよう!』と、ありとあらゆる方法を試してきましたが、どの方法も続かなかったり、途中でやめてしまったり…。
そのうち、「目標って達成するの難しいんだな」と思うようになっていました。
しかし一方で、ポンポンと目標達成できる人もいますよね。
その違いは一体なんなのでしょう。
目標達成するために必要なある「能力」とは?
目標達成をするために必要な能力とは?
先に結論をお伝えすると、目標達成に絶対的に必要な能力、それがメタ認知力です。

ちなみに俯瞰(ふかん)という漢字にはそれぞれ意味があります。
豆知識
俯(ふ) | 「うつむく」という意味の漢字 |
瞰(かん) | 「高いところから下を眺める」という意味の漢字 |
つまり、「俯瞰(ふかん)する」というのは<高い所から見下ろし(うつむき)眺めること>という意味になります。
「メタ認知」というのは、ジョン・H・フラベルというアメリカの心理学者が定義した考え方で、もともとは認知心理学で使われていた用語でした。1970年代から研究が進められていたのですが、つい最近まで一般的には知られておらず、最近になって、
- 教育関係
- 人材育成
- 経営
などの業界で重要な能力の一つとして注目されるようになった能力です。
(↑この後、もう少しわかりやすく説明していきます)

メタ認知力の高い人はどんどん目標を達成させ、メタ認知力が低い人は目標達成できず終わります。
つまり、目標達成できる人できない人の大きな違いは、メタ認知力の違いということなんですね。
ココがポイント
目標達成するために必要な能力は「メタ認知力」
「メタ認知力」とは
まず、メタ認知力とは一体なんなのかを詳しく説明していきます。
ここが一番重要!
メタ認知力とは何なのか?を知ることで、今よりもグッと目標達成の時間が減らせ、可能性も高まりますので、ぜひ覚えておいてくださいね^^
まず、メタ認知力とは、広い視点で物事が見ることのできる力です。

以前、人間関係がつらい!「苦手な人」への3つの対処法で書いたブログで、客観的な視点のイメージ図をお伝えしました。
メタ認知力も同じようなイメージで、広い視野で、上から見下ろすような客観的な視点で物事を見るという感じです。
“見下す”のような上から目線というわけではありません
目標達成するためには、より広い視野で物事を捉えることが重要です。次の章では、なぜ「メタ認知力」が目標達成に必要なのか?をお伝えしていきます。
目標達成になぜ「メタ認知力」が必要なのか
それでは、目標達成するために、なぜメタ認知力(自分を客観的に捉える力)が重要なのかを説明していきます。
▼まず結論をお伝えします▼
なぜ目標達成にメタ認知力が必要かというと、メタ認知力が低いことで目標設定する力も弱くなるからです。

実際、過去に読んできた書籍・成功者の話・インターネット上でよく目にする「目標達成するために重要なことは?」というテーマでとても多かったキーワードは以下のようなものでした。
目標達成において重要なこと
- 行動力が重要だ
- 習慣化することが重要だ
- 周りの環境が重要だ
- 決断力が重要だ
どれもこれも大切なものばかりですよね。

しかし、この行動力、習慣化、環境、決断力を発揮させていく前に、やらないといけないことがあります。
それが目標設定です。
まず、目標を達成していくためには基本的な流れがあります。あなたはPDCAって聞いたことありますか?
PDCAとは
- P(Plan)=計画を立てる
- D(Do)=行動する
- C(Chack)=振り返る
- A(Action)=行動を修正する
このP→D→C→Aをグルグルと回していくことで、どんどん目標に近づいていくというものなんですが、もし、メタ認知力が低い状態(狭い視点でしか物事を見れていない状態)の時に目標設定をしていたらどうでしょうか。
実は、ほとんど効果がありません。

なぜかというと、目先のことしか見えていない状態でたてている目標だからです。
仮にその状態で目標設定していたとしても、行動していくうちに
- これって私の本当にやりたいことなのかな?
- この方向性で合ってるのかな?
- このやり方で大丈夫かな?
と、自分が立てた目標自体を疑ってしまい、日々の行動に迷いが出てしまうんです。自分のエネルギーがあちこちに分散している証拠ですね。

メタ認知力が低い状態(狭い視点でしか物事を見れていない状態)の時に目標設定をしても、「何となく前に進んでいるような感覚」があるのにも関わらず、実際はほとんど進めていないという何とも切ない結果になってしまいます。

つまり、なかなか目標達成できない人は、行動力がないとか、習慣化できないとか、目標設定をする方法が悪いというわけではなく、本人が「目標設定をする力」がない(弱い)ために、目標が達成できていないという可能性が高いのです。
メタ認知力(自分を客観的に捉える力)を高めることで、
- 客観的に物事を捉えることができる
- 長期的で効果的な目標設定ができる
- 目標に最速で近づくための行動が選択できる
- 成長につながる振り返り(フィードバック)ができる
という様々なメリットががありますので、ぜひ目標を達成していくために「メタ認知力」を高めるということも意識してみてください。
もちろん、メタ認知力だけ高めて行動力が全くないというのも問題ですが(笑)まずは最初の一歩である目標設定で間違った方向に進まないためにも、メタ認知力を高め、目標に最速で近づいていてくださいね^^
メタ認知力の高め方については別の記事で具体的にお伝えしていきますのでお楽しみに!
まとめ
- 「目標達成」できる人とできない人の違い→「メタ認知力」の有無
- 「メタ認知力」が必要な理由→「目標設定する力」が必要だから
- 「目標設定する力」がないことでおこる悪影響→走っても走っても前に進めないラットレース状態に陥る
ココがポイント
目標達成するためには「メタ認知力」をつけ、効果的な目標を設定しよう
まとめ
いかがだったでしょうか。かなりかけ足でお伝えしてきましたが、
目標達成できる人、できない人の違いは「目標設定」にあり、その目標を効果的に設定するためには「メタ認知力」という、物事を客観的に捉えることのできる力が必要という内容をお伝えしてきました。

メタ認知力(自分を客観的に捉える力)を鍛える方法はたくさんあります。ぜひあなたなりの方法を見つけてみてくださいね!
いつも応援しています^^最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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