【2025年最新】ObsidianとNotion、結局どっちがいいの?比較してみた

こんにちは!須崎純一です

(プロフィールはコチラ

最近、クライアントさんから「ObsidianとNotion、どっちを使えばいいですか?」という質問をよくいただきます。

実は僕自身、両方を使い込んで約2年。最初はNotionから始めて、途中でObsidianに浮気して、結局今は使い分けているという状況です(笑)

「結局どっちがいいの?」

この疑問、めちゃくちゃよく分かります。ネットで調べても、どの記事も結論が曖昧だったり、実際に使い込んでない人の意見だったりしますよね。

そこで今回は、14年間WEBマーケティングに携わってきた僕が、実際に両方を業務で使い倒した経験をもとに、本音で比較してみます。

きっと読み終わる頃には「あ、自分にはこっちだな」って確信を持てるはずです。

🎯 最初に結論:あなたはどっちタイプ?

いきなりですが、結論から言いますね。

🧠 Obsidian向き

一人で深く考えて、知識を体系化したい人

👥 Notion向き

チームで情報共有して、プロジェクトを管理したい人

これ、本当にシンプルな判断基準です。

でも「いやいや、もっと詳しく知りたいよ」という方のために、僕の体験談も交えながら詳しく解説していきますね。

ObsidianとNotionの比較イメージ
ObsidianとNotionの基本的な違い

💭 僕がObsidianとNotionを使い始めたきっかけ

Notionとの出会い(2022年)

最初にNotionを使い始めたのは、コンサルティング業務でクライアントとの情報共有が必要だったから。

  • 「このプロジェクトの進捗、どこで管理しよう?」
  • 「議事録とタスクを一元管理したいな」

そんなとき、Notionの存在を知りました。

使ってみると、これが本当に便利!ページの中にデータベースを埋め込めるし、クライアントとリアルタイムで共有できる。「これぞ未来のワークスペースだ!」って感動したんです。

Notionのワークスペース画面
Notionの直感的なワークスペース

Obsidianとの出会い(2023年)

でも、使い続けているうちに、ある問題に気づきました。

  • 「あれ?Notion、なんか重くない?」
  • 「大切な思考メモが、なんかNotion社に握られてる感じがする…」

そんなとき、Twitter(現X)でObsidianの話題を見かけました。

「ローカルファースト」「爆速」「プライバシー重視」

気になって使ってみたら、これがまた衝撃的でした。とにかく軽い!そして、ファイルがすべて自分のPCにある安心感。

Obsidianのインターフェース
Obsidianの軽快で美しいインターフェース

⚡ 実際に使ってみて分かった、それぞれの「リアルな違い」

1. データの「所有感」が全然違う

🔒 Obsidian:「これ、完全に俺のデータだ」感

Obsidianで作ったメモは、すべてMarkdown形式でPCに保存されます。つまり、Obsidianがなくなっても、メモ帳で開けるんです。 僕は過去に、愛用していたメモアプリが突然サービス終了した経験があるので、この「データの完全所有」という安心感は本当に大きいです。

☁️ Notion:「みんなで共有してる」感

一方、Notionのデータはクラウド上にあります。だからこそ、どこからでもアクセスできるし、チームメンバーとリアルタイムで共有できる。 でも、正直「Notion社に依存してるな」という感覚は拭えません。

2. 操作感:軽快さ vs 多機能性

⚡ Obsidian:「メモ帳並みの軽快さ」

朝イチでObsidianを開くと、0.5秒で起動します。思考の速度を邪魔しない軽快さが、本当に気持ちいい。 特に「今すぐアイデアをメモしたい!」というときの立ち上がりの速さは、Notionとは比較になりません。

🛠️ Notion:「多機能だけど、ちょっと重い」

Notionは機能が豊富な分、どうしても動作が重くなります。特に大きなデータベースを扱うときは「あれ?固まった?」みたいなことも。 でも、その分できることが圧倒的に多い。カンバンボード、カレンダー、データベース…本当になんでもできます。

3. 学習コスト:シンプル vs 直感的

比較項目 Obsidian Notion
初期の取っつきやすさ ❌ とっつきにくい ✅ 直感的
Markdown知識 ❌ 必要 ✅ 不要
慣れた後の快適さ ✅ 非常に快適 △ 機能が多すぎて混乱
高度な機能の理解 △ プラグインが複雑 ❌ データベース機能が複雑

💰 料金の話:ここが意外と重要

Obsidian:「個人利用なら完全無料」

これ、本当にすごいことです。個人で使う分には、すべての機能が完全無料。プラグインも、テーマも、すべて無料。

僕みたいなフリーランスには、本当にありがたい。

  • 個人利用:完全無料
  • 商用ライセンス:$50/年(2名以上の組織)
  • Obsidian Sync:$4-10/月(同期機能)
  • Obsidian Publish:$8/月(Web公開機能)

同期機能(Obsidian Sync)を使いたい場合のみ、月額4ドル〜かかりますが、Google DriveやDropboxで代用することも可能です。

Notion:「チームで使うと意外と高い」

個人利用なら無料ですが、チームで使おうとすると月額10ドル〜/人。

  • Free:無料(個人利用、10ゲストまで)
  • Plus:$10/月/人(無制限ブロック、100ゲスト)
  • Business:$15/月/人(SAML SSO、AI機能込み)
  • Enterprise:カスタム料金

5人チームだと年間600ドル(約9万円)。意外とバカになりません。


💡 コスト比較例(年間)

チーム規模 Obsidian Notion 差額
5人チーム $250 $600-900 $350-650高い
25人チーム $1,250 $3,750-4,500 $2,500-3,250高い

🔄 僕の使い分け戦略

現在の僕は、こんな感じで使い分けています:

🧠 Obsidian

  • アイデアメモ
  • 読書ノート
  • ブログの下書き
  • 個人的な思考整理

👥 Notion

  • クライアントとの情報共有
  • プロジェクト管理
  • 議事録
  • チーム用のデータベース

要するに、「個人的な思考」はObsidian、「他人との協働」はNotionという感じですね。

知識管理ワークフロー
効果的な知識管理ワークフローの例

🎯 あなたはどっちを選ぶべき?

Obsidianがおすすめな人

  • 一人で深く考えることが多い(研究者、ライター、コンサルタント)
  • プライバシーを重視する
  • 軽快な操作感を求める
  • コストを抑えたい
  • 長期的にデータを保持したい

💡 こんな人にピッタリ 「毎日アイデアをメモして、それを後で見返して新しいアイデアを生み出したい」という創造的な仕事をしている人

Notionがおすすめな人

  • チームでの協働が多い
  • プロジェクト管理が必要
  • 視覚的な操作が好き
  • 豊富なテンプレートを活用したい
  • AI機能を使いたい

💡 こんな人にピッタリ 「チームメンバーと情報を共有しながら、プロジェクトを効率的に進めたい」という管理職やプロジェクトマネージャー

Obsidian:着実な進化

2024-2025年にかけて、Obsidianは着実に進化しています。特にモバイルアプリの高速化は素晴らしい。

  • ✅ モバイルアプリの高速化
  • ✅ Webクリッパー拡張機能
  • ✅ PDF注釈機能の改善
  • ✅ Canvas機能の強化
  • 🔄 リアルタイムコラボレーション機能(予定)

今後、リアルタイムコラボレーション機能も予定されているので、Notionとの差が縮まるかもしれません。

Notion:AI機能の大幅強化

NotionはAI機能に力を入れています。Notion AIが標準搭載されたり、新機能が続々登場。

  • Notion AI:ビジネスプランに統合
  • Notion Forms:データベース直接統合
  • Notion Charts:ビルトインデータ可視化
  • Notion Sites:Webサイト構築機能
  • 🔄 Notion Mail:メール統合(予定)

単なるノートアプリから、総合ビジネスプラットフォームへと進化している印象です。

🏁 まとめ:結局、どちらも素晴らしいツール

長々と書きましたが、結論としてどちらも素晴らしいツールです。

大切なのは、あなたの働き方や価値観に合うかどうか。

僕みたいに「両方使い分ける」という選択肢もありますし、まずは無料で両方試してみて、しっくりくる方を選ぶのがベストだと思います。

💡 最後に、僕からのアドバイス

ツール選びに時間をかけすぎるより、とりあえず始めてみることが大切です。どちらを選んでも、継続して使えば必ず価値を生み出してくれます。 あなたの知識管理が、より効率的で楽しいものになることを祈っています!

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この記事を書いた人

起業14年目。8年間で4社転職→社会不適合と自覚し逃げの起業→貯金をすり減らすも、FXで一発逆転を狙う→200万円の損失→経営塾で修行→起業コンサルデビュー→初クライアントさんが3ヶ月で月収7桁超え→月収8桁超えのクライアントを多数輩出。情報発信の「コツコツ」をシステム化し、より自由でクリエイティブなライフスタイルを実現する」めんどくさい作業をシステムやAIで無くし、得意なことや好きなことに集中するべくビジネス展開をサポート。

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