モチベーション担当の森野です
今日は「やりたいこと探し」を妨げる5つの間違いについて書いていこうと思います。
「やりたいことが見つからない人」が陥る5つの間違いとは
今回参考にさせてもらったのは、八木仁平さんの“世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方”です。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
私自身もずっと「やりたいこと」がわからず迷走してきた一人なんですが、この本を読んで「やりたいこと探し」が5つの間違いによって妨げられていることを知りました。
人の思い込みの力は強烈で、一度「こうじゃなきゃダメだ」と思い込んでしまったらなかなかそこから抜け出せなくなってしまいます。
とても衝撃的な内容でしたので、これから一つ一つご紹介させていただきたいと思います^^
1.「一生続けられることじゃないといけない」は間違い
「やりたいこと探し」を妨げていること1つ目は、「一生続けられることじゃないといけない」と思っているです。
もちろん見つかった「やりたいこと」が一生続くケースもありますが、それはあくまで結果論。実は「やりたいこと」に固辞してしまうのも“リスク”になります。
著書にはこう書かれてありました。
社会の変化も年々早まっています。iPhoneが誕生したのもたった10年前です。そんな時代に1つの「やりたいこと」に固辞し続けるのは、もはやリスクでしかありません。
確かに今、時代はどんどん「変化」します。そんな中でたった1つの「やりたいこと」にだけに絞るのはなんだかもったいない気もしませんか?
「継続」してたことを「変化」させたことで、
- 「やってることがコロコロ変わるな〜」
- 「長続きしないやつだな」
と言ってくる人もいるかもしれませんが、自分の中の軸さえブレなければ、むしろその時代に合った興味のある分野にサッと対応できる柔軟な変化ができる方が、これからの時代には合っているともいえます。
なので、今見つけるべきは「今いちばんやりたいこと」です。一生続けることではありません。
さらに、著書にはこうありました。
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]一番危険なのは、「やりたいこと」が何もなく、漫然と毎日を過ごしてしまうことです[/st-cmemo]
「やりたいこと」は一生続けないといけないことはありません。この思い込みがあると決断しにくくなります。
ぜひあなたの今いちばん興味のある分野を探し、一生続けなくてもいいのでまずは行動してみましょう^^
2.「運命的な感覚がある」は間違い
「やりたいこと探し」を妨げていること2つ目は、「運命的な感覚がある」と思っているです。
実際は「やりたいこと」が見つかった時も、「なんか面白そうかも」「なんか興味あるかも」というレベル。
実は、「天職」は見つけるのではなく、作っていくものなんです。
別の著書「4021の研究データが導き出す科学的な適職」という本にはこう書かれてありました。
「情熱を持てる仕事」とは、この世のどこかであなたを待っている献身的な存在ではありません。その仕事に情熱を持てるかどうかは、あなたが人生で注いだリソースの量に比例するのです。
ちなみにここで言うリソースとは、お金・時間・努力などのこと。
どんな仕事でも、お金・時間・努力を注ぐことで、「情熱の持てる仕事」に変化していくってことです。要するに、「やりたいこと」はどこかに存在してるものと考えるのではなく、「やりたいこと」は育てていくもの。こう考えている人の方が満足する仕事を得ることができます。
そのため、「これが自分の天職なのね!」という運命的な「やりたいこと」を探すのは時間の無駄です。
「やりたいこと」を見つけた時は運命的な感覚はなく、最初は「これかな〜」と言う興味レベルです。
重要なのは、その「興味のあるやりたいこと」をどう育てていくかです。時間・お金・努力をかけて興味レベルの「やりたいこと」育てていくことでそれがゆくゆく「天職」になる可能性があります。ぜひ少しでも興味のあることにはぜひ挑戦してみましょう^^
3.「人のためになることじゃないといけない」は間違い
「やりたいこと探し」を妨げていること3つ目は、「人のためになることじゃないといけない」と思っているです。
これは「やりたいこと」をやっていた結果、人の役に立っていたと言うのが正しいです。
「やりたいこと」が見つからない人は、探している段階から「やりたいこと」は人の役に立つ立派なことじゃないといけないと思っているという特徴があります。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]例えば[/st-minihukidashi]
Aさんは「自分のラジオ番組を作ってみたいな」と思っています。しかし
[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#42A5F5″ bgcolor=”#E3F2FD” color=”#000000″ iconsize=”200″]自分のラジオ番組なんて作ったって、人の役にはたたないよな…[/st-cmemo]
と、せっかく興味のある「やりたいこと」を見つけたのにも関わらず、「人の役に立たないから」と言う理由から「やりたいこと」をやれずにいる…と言うケースです。
著書にはこうありました。
もしあなたが今「誰にでも褒められるような立派な『やりたいこと』を見つけないと…」と思っていたら、その考えはすぐに捨ててください。無理やり自分を押し殺して「人のために頑張るんだ」と言うのはただの自己犠牲です。
「やりたいこと」を探している時点で「やりたいことは人の役に立つことじゃないといけない」と考えるのはやめましょう。
まずは自分の「好き」「興味ある」「やってみたい」と言う気持ちを優先しましょう。
そうするうちにきっとあなたの「やってること」に興味・関心を持ってくれる人は必ず現れ、それが仕事に繋がっていくという可能性も十分にあります。
4.「たくさん行動しないといけない」は間違い!
「やりたいこと探し」を妨げていること4つ目は、「たくさん行動しないといけない」と思っているです。
ここでお伝えしたいことは、闇雲にたくさん行動するのではなく、まずは選択基準を磨こう!ということです。著書にはこうありました。
「『やりたいこと』が分からないなら、とにかく行動してみるしかないよ」と言うアドバイスをよく聞きます。けれど、このアプローチは間違っていると断言できます。なぜなら「やりたいこと」が分からない原因の多くは「選択肢が多すぎること」だからです。
「やりたいこと」が見つからない原因の一つが、選択肢が多さにあります。
時代も変わり、職種も今までになかったようなものがどんどん世に溢れ、たくさんの種類の中から仕事を選ぶことができるようになりました。選択肢が多ければ多いほど、「どれが自分に合ってるのか?」「どれを選んだらいいのか?」が分からなくなります。
ここで重要なのが選択基準です。
たくさんある選択肢の中から自分の選択基準が明確になっていると、かなり絞られてきます。その選択基準を磨くためには
- 自分は何が好き?
- 自分の価値観は?
など、自分をしっかり理解する必要があります。
▼こちらの記事を参考にしてみてください▼
[st-card myclass=”st-no-shadow” id=”3856″ label=”参考” pc_height=”” name=”” bgcolor=”#cccccc” color=”#ffffff” fontawesome=”fa-file-text-o” readmore=”on” thumbnail=”on” type=”text”]
自分をしっかり理解していないと、
- 今これが流行ってるから
- これが稼げそうだから
と、外の影響に流されてしまい、本当の「やりたいこと」から逸れてしまう可能性があります。
5.「やりたいことは仕事にならない」は間違い!
「やりたいこと探し」を妨げていること5つ目は、「やりたいことは仕事にならない」と思っているです。
「やりたいこと」を見つける際の大きなハードルが「やりたいこと」を仕事にできそうにない…と思ってしまうことです。
「やりたいこと」を見つけた後に「それを仕事にする方法」2つをセットで考えてしまうと、
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- 自分のラジオ番組作ってみたいけど、それは仕事にできないよな…
- 切り絵を作るのが好きなんだけど、仕事にする方法もわからないしな…
[/st-mybox]
と、せっかく「やりたいこと」が見つかっても、それを実現できそうにないからと諦めてしまうことになりかねません。
著書にはこうあります。
「やりたいこと」の実現手段まで自分で考えないといけないとなると、「やりたいこと」探しのハードルが一気に上がってしまいます。だから「やりたいこと」を探す段階で、実現手段をセットで考えるのはやめてください。それは後の話です。
つまり、「やりたいこと」は自分の中にありますが、「やりたいことを実現する方法」は外(社会の中)にあります。なので自分で「どうやったらいいんだろう…」と考えるのではなく、仕事にする方法に関しては、仕事の先輩や、その道のプロにアドバイスをもらいましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか^^私自身、ずっと「やりたいこと」がわからなくて約3年ほど迷走していた過去がありました。自己理解が足りなかったと言うのも原因なのですが、今日ご紹介した「思い込み」も多くあることに気づいたんです。
おかげで自分の中の色々なメンタルブロックがなくなり、そして先輩方に話を聞いていただけたことによって、自分の「やりたいこと」が明確になったんです。
いつも応援しています^^最後まで読んでいただきありがとうございました。
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