「読む価値アリ本」と「ただの情報本」を5分で見抜くチェックリスト

こんにちは!須崎純一です

(プロフィールはコチラ

ビジネス本って、もうこの時代、情報はただの「え、これググれば出てくるじゃん」みたいなものだったりもしますよね。

でも一方で、読んでみて「うわ、これめちゃくちゃ価値ある!」っていう本もまだまだあります。

じゃあ、その違いを見極めるためにどんなところを見ればいいのか。
僕なりにチェックリストを作ってみました。

実は僕、年間200冊くらい本を読むんですけど、最初の頃は「レビュー★5だから」「ベストセラーだから」って理由だけで買ってたんですよ。
でも読み終わって「…で、何が残った?」ってなること、めっちゃ多かった。

そんな失敗を繰り返すうちに気づいたのは、本には「読む価値アリ本」と「ただの情報本」の2種類があるってこと。

で、この違いを5分で見抜けるようになってから、本選びの満足度が劇的に上がったんです。

そもそも「読む価値アリ本」って何が違うの?

まず、この2つの違いをハッキリさせときますね。

読む価値アリ本の特徴:

  • 著者の「なぜ?」が詰まってる
  • 思考プロセスが学べる
  • 読んだ後、自分の考え方が変わる

ただの情報本の特徴:

  • 「何?」の答えを集めただけ
  • ググれば出てくる情報の寄せ集め
  • 読んだ後、知識は増えるけど思考は変わらない

どっちが悪いってわけじゃないんです。
ただ、3000円払うなら「読む価値アリ本」を選びたいじゃないですか。

実践!5分で見抜く6つのチェックポイント

じゃあ、実際にどうやって見分けるか。
僕が本屋で必ずやってるチェックリストを公開しますね。

チェック1:著者の「物語」があるか?(30秒)

まず序章とあとがきをチェック。

✅ 読む価値アリ:

  • 「○年苦しんで…」「試行錯誤の末に…」と著者の葛藤が見える
  • なぜこの本を書いたのか、熱い想いが伝わってくる

❌ ただの情報本:

  • 「最新○○大全!」「完全ガイド!」だけで動機が薄い
  • 著者の顔が見えない

チェック2:章立てが「問題解決の流れ」になっているか?(30秒)

目次をパッと見て、章タイトルをチェック。

✅ 読む価値アリ:

  • 動詞(設計する、検証する、構築する)で章が並んでる
  • 読者の思考を導く流れになってる

❌ ただの情報本:

  • 「○○とは?」「○○の種類」「○○の歴史」が延々続く
  • 用語集っぽい並び

チェック3:「一次ソース」がどれだけ登場するか?(30秒)

パラパラめくって、引用元をチェック。

✅ 読む価値アリ:

  • 事例・インタビュー・自前の調査データが散りばめられてる
  • 学術論文や一次資料からの引用が多い

❌ ただの情報本:

  • ブログ・ニュース記事の引用ばかり
  • 脚注がほとんどない

チェック4:ハイライトが「フレーズ」ではなく「図解」に集まるか?(30秒)

Kindleの「この本のハイライト」機能を使うか、図を探してチェック。

✅ 読む価値アリ:

  • 読者が線を引いてるのはモデル図・マトリクス・フレームワーク
  • 著者オリジナルの思考の型がある

❌ ただの情報本:

  • バズりそうなパンチラインばかり
  • グラフと表だけ

チェック5:10ページランダム読みで「Why?」があるか(1分)

これ、めっちゃ効果的。目をつぶって3回パッと開く。

✅ 読む価値アリ:

  • そのページに「なぜ○○なのか」のロジック説明がある
  • 因果関係まで掘り下げてる

❌ ただの情報本:

  • 事実の羅列だけ
  • 「○○は△△です」で終わってる

チェック6:AI3行レビューで温度チェック(2分)

最後はスマホでChatGPTに聞く。

「[本のタイトル]の意図・方法・読後アクションを3行で要約して」

✅ 読む価値アリ:

  • 意図+方法+アクションが明確に返ってくる
  • 本の構造がしっかりしてる証拠

❌ ただの情報本:

  • ぼんやりしたサマリーしか返ってこない
  • そもそも本自体が薄味

実際にやってみた!最近の成功例

先週、このチェックリストで選んだ本がめちゃくちゃ当たりだったんで紹介しますね。

ある経営本をチェックしたら:

  • 著者が倒産寸前から立て直した話がある(チェック1✅)
  • 章タイトルが「仮説を立てる」「検証する」「改善する」(チェック2✅)
  • 自社の失敗事例が20個以上(チェック3✅)
  • オリジナルの経営フレームワークあり(チェック4✅)
  • どのページも「なぜこうしたか」が書いてある(チェック5✅)

結果:読んで3日後には自分の仕事のやり方が変わってた
これぞ「読む価値アリ本」ですよ。

まとめ:「5分の投資」で読書の質が激変する

正直言って、このチェックリスト使い始めてから、本選びの失敗がほぼゼロになりました。

特に効果的なのは「10ページランダム読み」
これだけでも、その本が表面的な情報を並べてるだけか、深い思考を提供してくれるかが分かります。

「本、たくさん読んでるのに身にならない…」って人は、もしかしたら「ただの情報本」ばっかり読んでるのかも。

次に本屋行ったら、ぜひこのチェックリスト使ってみてください。
「お、これは読む価値アリだ!」って見抜けた時の達成感、クセになりますよ。

あ、ちなみに僕は最近、読む価値アリ本8:情報本2くらいの割合で買ってます。
情報本も全否定はしません。サクッと全体像掴みたい時は便利だから。

でも、自分の思考を深めたいなら、絶対に「読む価値アリ本」を選ぶべき。
だって、情報はググれるけど、思考プロセスはググっても出てこないから。

ではでは〜\(^o^)/

無料セミナー開催中!
この記事を書いた人

起業14年目。8年間で4社転職→社会不適合と自覚し逃げの起業→貯金をすり減らすも、FXで一発逆転を狙う→200万円の損失→経営塾で修行→起業コンサルデビュー→初クライアントさんが3ヶ月で月収7桁超え→月収8桁超えのクライアントを多数輩出。情報発信の「コツコツ」をシステム化し、より自由でクリエイティブなライフスタイルを実現する」めんどくさい作業をシステムやAIで無くし、得意なことや好きなことに集中するべくビジネス展開をサポート。

須崎 純一をフォローする
おすすめ本・書評学習・自己啓発
シェアする
タイトルとURLをコピーしました