日本最北端の地・稚内。ノシャップ岬のすぐそばに、店主自らが漁師として海に出て獲ったウニをその日のうちに提供する食堂があります。
「樺太食堂」。
春から秋にかけての季節限定営業。宗谷の海で育った稚内産ムラサキウニを、鮮度そのままに味わえる知る人ぞ知る名店です。須崎が注文したウニいくら丼は、黒い漆器の丼にオレンジ色のウニがこぼれ落ちそうなほど敷き詰められ、隣にはルビーのように輝くいくらがたっぷり。
須崎が実際に食べてきたので、リアルなレポートをお届けします。
この記事は【北海道一周旅行6日目】で訪れたお店の詳細レポートです。
ノシャップ岬近くに佇む漁師直営の海鮮食堂
稚内駅からバスで約10分。ノシャップ岬のほど近くに、樺太食堂はあります。
目の前には宗谷湾の海が広がり、潮の香りが漂うロケーション。「ウニを食べるなら、この場所で」と胸が高鳴ります。

お店の外観は、漁師町の食堂らしい飾らない佇まい。派手な看板ではなく、地元の空気にとけ込んだ素朴さが逆に「ここは本物だ」という確信を与えてくれます。

北海道一周旅行の中でも、ここは特に楽しみにしていたお店のひとつ。到着した瞬間、思わずガッツポーズが出ました。
ウニ尽くしのメニューと38席の活気ある店内
店内に入ると、まず目に飛び込むのがウニ推し全開のメニュー表です。

うに丼、うにいくら丼、海鮮丼と、北海道の海の幸を堪能できるメニューがずらり。ウニ丼系は2,484円から5,950円まで、ボリュームや種類に応じて選べます。

38席ある店内は、観光シーズンともなればほぼ満席。須崎が訪れた8月も、次々とお客さんが入ってくる盛況ぶりでした。店内に漂う磯の香りが「いいものが出てくるぞ」と期待を煽ります。
【ウニいくら丼】宗谷産ウニがこぼれ落ちる贅沢
須崎が注文したのは「ウニいくら丼」。
運ばれてきた瞬間、思わず「おお...」と声が漏れました。

黒い漆器の丼に、鮮やかなオレンジ色のムラサキウニがこぼれ落ちそうなほど敷き詰められています。丼の片側にはルビーのように粒立ったいくらがたっぷり。この配色のコントラストだけで、もうため息が出ます。
箸でウニをつまみ上げると、形が崩れることなくしっかりと持ち上がる。これが鮮度の証拠です。口に入れた瞬間、ウニの甘みが舌の上でとろりと溶けていく。臭みは一切なく、あるのは海の甘さだけ。
漁師である店主が自ら獲ってくるウニだからこそ実現できる、この圧倒的な鮮度。スーパーで食べるウニとはまるで別物です。「稚内まで来て本当に良かった」と、心の底から思いました。
【セット】小鉢・味噌汁付きで大満足のボリューム

ウニいくら丼のセット全体を見ると、丼の迫力がさらに際立ちます。漬物の小皿が付いていて、ウニの濃厚な甘みの合間に箸休めとして丁度いい。
いくらの方も、一粒噛むとプチッと弾けて、濃厚な旨味が口に広がります。ウニの甘さといくらの塩気がご飯の上で出会う瞬間、これぞ北海道の贅沢。
食べ進めるごとに「もう一口、もう一口」と箸が止まらなくなり、あっという間に完食してしまいました。
まとめ:樺太食堂は稚内で必訪のウニの名店
漁師が自ら獲ったウニを、その日のうちに提供する。これ以上の贅沢はなかなかありません。
ポイントをまとめるとこんな感じです。
- 店主自ら漁師として獲るウニは鮮度が別格。臭みゼロ、海の甘さだけが口に広がる
- 黒い漆器の丼にウニがこぼれ落ちるほど敷き詰められたビジュアルの圧倒感
- ノシャップ岬近く、潮の香りを感じながら食べるロケーションの良さ
- 季節限定営業(4月〜10月頃が旬)。冬季は休業するので訪問時期に注意
- 予約不可・38席。観光シーズンは混雑するので早めの来店がおすすめ
稚内を訪れるなら、このお店を目的地にしても後悔しません。むしろ、ここのウニを食べるために稚内に行く価値があります。
樺太食堂 店舗情報
- 店名:樺太食堂
- 住所:〒097-0026 北海道稚内市ノシャップ2-2-6
- アクセス:稚内駅からバス約10分「ノシャップ」下車徒歩約4分
- 営業時間:9:00〜15:00(L.O. 14:30)
- 定休日:不定休(冬季休業:10月上旬〜4月中旬)
- 価格:うに丼系 2,484円〜5,950円
- 席数:38席
- 予約:不可
- 電話:0162-24-3451
- 駐車場:あり
北海道旅行で稚内を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。